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【嘘言】明るい未来 ページ6
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YG｢A、いるか？｣
｢んー、いる｣
俺の部屋で歌詞を書きなぐっていると
ノックと共に低くて疲れた声がする
俺が返事をすると開いたドアには
目の下に隈しかないユンギがいた
｢凄いおつかれの顔してるよ笑
ここ座れよ｣
YG｢おぉ〜……｣
気の抜けた返事に
ボスっとソファに沈むユンギ
｢なんかあった？｣
YG｢今日までカムバだっただろ｣
｢うん｣
YG｢だから来週からまとまった休みが取れる｣
｢なるほどね
俺もちょっとした仕事しかないけど
どっかいく？｣
YG｢おう、たまにはって思って｣
｢いいね
どこ行く？｣
YG｢今考えたら頭爆発する｣
｢笑笑
そうだな、じゃあとりあえずユンギは寝な｣
ソファに沈むユンギを
抱えて俺のベッドへ移動する
YG｢腹減ったし眠いしお前も足りない｣
｢三大欲求爆発してるな
明日休み？｣
YG｢いや、午後インタビュー｣
｢じゃあ好きなだけ取り敢えず寝な
俺が起こすから｣
YG｢んー｣
のびーっと返事をしたユンギの隣に入り
ユンギを包むように抱きしめると
そのまま眠りにつくユンギに
口の端を無意識にあげながら
どこに行こうかと想像をめぐらせた
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月22日 5時
