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ユンギside
「…… A…」
A「ふふ、なーに…」
目が覚めると
目の前にはAがいて
寝言で名前を呼んだ俺を
Aはきゅっと抱きしめながら
優しくおはようとキスをした
A「昨日は無理させちゃったけど大丈夫?」
そう言って腰をさすりながら
俺に静かに尋ねるAに
頬が赤らむけど
それと同時に、ふと思った
もう俺は名実共にAの伴侶になったんだなって
そう思うと
幸せで愛しい気持ちが溢れて
ぽろっと涙がこぼれ落ちた
A「ユンギ…幸せ?」
「うん、幸せだよ
幸せすぎて怖いくらい…」
A「ふふ、そっか」
また俺の腰を引き寄せて
優しく抱きしめたAは
微笑みながら口を開く
A「これからも、もっともっと2人で幸せになろう」
なんて言うAに
自然と笑顔がこぼれてしまう
きっとこの先
明るい未来が沢山待っているんだなんて
確信を持って言える自分が嬉しかった
節目節目で凄く辛い事もあったけれど
それも今この瞬間を迎える為の試練だったのかな、なんて
ふと思った
A「あー、幸せすぎて死ぬ……」
「ふ、ばか」
A「ふふ」
俺を優しく抱きしめて
労わってくれるAの存在を素肌で感じながら
勝手に笑顔が浮かんだ俺は
Aに寄り添って
そっと瞳を閉じた
END
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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月22日 5時