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A｢久しぶりに胸がいっぱいだなぁ｣
そんなことを呟いたヒョンに
きょとんとしながらヒョンを見る
A｢ん？
ユンギが必要不可欠って事だよ｣
｢ヒョン……｣
A｢朝起きて隣にユンギがいると以内じゃ
一秒でも会える会えないじゃ
本当にその日の元気度みたいなものが変わる｣
｢……俺も｣
俺も
ヒョンが必要不可欠だ
欠けちゃならない
ずっとそばにいないと行けないもの
心臓と同じ
無くなったら死んでしまう
それくらい
いや、
それ以上に大切なもの
A｢よし、久しぶりに二人で
休みを謳歌しようか｣
｢うん……っ｣
二人で起き上がって
腕を組んで部屋を出る
朝ご飯も
昼ご飯も
昼後の昼寝も
夜ご飯も
ちょっとした事でも
全部二人で
この先も
ずっと隣で
離れ離れでも
お互いの存在が
お互いを助け合えるように
｢次の休みはいつかな｣
A｢お、仕事人間のユンギが
休みを気にするなんてね｣
｢だって……｣
またヒョンと離れ離れだし
次休みが取れる時なんて
何ヶ月先になるか……
A｢大丈夫｣
｢え？｣
A｢ユンギが言ってたでしょ？
ツアーがあるって
ツアーは一ヶ月以上やるんだから
ずっと一緒だよ｣
｢……うん｣
A｢それまで少しだけ頑張ればいいんだよ
俺もなるだけ帰って来れるようにするし｣
｢うん
俺も頑張る｣
A｢ふふ、うん｣
額を付け合わせて笑うと
ヒョンはとろけるくらいの笑顔で
俺を撫でて抱きしめて
ゆっくり優しくキスをした
確かにそうだ
あんなに離れていた期間があるんだから
これくらいどうって事ないし
ヒョンを思えば
一日一週間一ヶ月
いくらでも頑張れる
｢じゃあ、もう少し充電する｣
A｢うん、俺も…｣
END
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月22日 5時
