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それから一年が経ち
育休期間もあと少しで終わり
スヒョナもちゃんと成長してくれて
笑顔が溢れる毎日だ
だけどやっぱり
夜泣きとか一日スヒョナに付き合うのは
少し疲れてしまうもので
Aヒョンも少し忙しくて
会議に出なきゃいけなくなったし
少しだけ不安な日々だ
SN｢んぁ〜っ、ぁ〜っ、｣
｢あぁ…ご飯ねぇ〜ちょっとまっててね〜…｣
ふらっとしながら
キッチンに向かって
ミルクを作る
SN｢んぁ〜！ぅぁ〜ぅぁっ｣
｢もうすこし、まって、ね〜…｣
かくっと顔が下がる
目が開かない…
ぶくぶくとお湯の音
｢ぁ……｣
A｢俺がやるよ
テヒョンアはソファにいな｣
｢ひょ…いつ｣
後ろから抱きしめられて
優しく撫でられる
ドキッとして
心地いい…
A｢今さっき
ほら、おいで｣
お湯を止めたヒョンは
僕を抱えてソファに行く
毛布を被せてくれて
僕にキスを落とすと
キッチンへ向かってミルクを作り
ソファの僕の隣に座ると
スヒョナにミルクを飲ませてくれる
ヒョンも疲れてるはずなのに…
SN｢んくっ、ん｣
A｢ふ、良い子だな…｣
｢んん…｣
隣のヒョンに寄りかかって
重たい瞼を閉じる
｢ありがとう…ひょん…｣
A｢んーん
いつもお疲れ様、テヒョンア
俺明日から休みだから、たまにはゆっくり休め｣
そう言ってキスしてくれるヒョンに
涙が出て、もっと擦り寄った
｢じゃあヒョンとラブラブする…｣
A｢ふふ、いいよ｣
｢んひひ…｣
｢ひょーん…｣
A｢んー？｣
｢僕、世界一幸せな人かもぉ…｣
A｢ふふ、俺もそう思う…｣
スヒョナがけぷっとゲップをして
それを見て笑う僕ら
スヒョナが寝に入ったあと
そのベビーベッドの隣で
僕らは寄り添って眠りにつく
｢ん…｣
A｢おやすみ…テヒョンア
愛してる｣
｢ぼ、くも……｣
A｢ふふ｣
ちゅっと言う音に
僕の意識は手放され
暖かい中で幸せをかみ締めながら
僕らはゆっくり眠りについた
END
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月22日 5時
