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本から目を離し
僕を見るヒョン
｢今日3回目、目が合ったの｣
A｢？嘘つけ｣
｢嘘じゃないもん｣
本当は嘘だけど
体感それくらいなんだもん
｢最近ヒョン
ずっと本か仕事だよ｣
A｢そうだった？｣
僕が寂しいってことを
すぐに理解したヒョンは
イタズラな顔で僕を撫でる
A｢ごめん
なんか読んでたら色々想像しちゃって楽しくて｣
｢え？｣
A｢出産立ち会いたいなとか
三人で公園に遊びに行ったり
会社のペット達と遊んだり
ショッピングで可愛い服買ったりさ｣
｢…｣
A｢でも構って欲しかったんだな
ごめんって｣
｢なんかその言い方やだ｣
A｢ふふ｣
意味深げに笑ったヒョンは
伏せ目で僕に近づいて
僕はドキドキしながら
そんなヒョンを受け入れる
｢んっ、ちゅ、んん…ん〜っちゅ｣
A｢ちゅ……、はぁ｣
｢ずるい…｣
A｢知ってる…｣
ニヤリと笑いながら
僕を撫でて
また顔をちかづけるヒョンに
僕は弱いことを
ヒョンはよく知っている
僕が一目惚れした時から
僕はずっと
ヒョンに夢中なんだから
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月22日 5時
