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「ちょっ、なんですかコレ!」
A「ん?いや、普通に買った」
「多すぎますって」
家に帰ると
ヒョンが届いていたダンボールを
リビングに入れて
中を開けてみたら
子育てや妊娠初期、妊娠生活の心得とか
妊娠や赤ちゃんが付く名前の本が
どっさりと入っていた
「これ、全部読むの…?」
A「当たり前だろ
お前に妊娠報告された15分後くらいには頼んでた
流石速達」
「にしても多すぎないかな」
A「教えてくれる人
近くにいないからな」
「あぁ…」
A「それに、知識があるだけ
テヒョンアも楽だろ」
「ヒョン…」
A「俺が支えるから
安心して迎えよう」
本を物色する手を止めて
僕にそう微笑んだヒョンに
少しだけ不安だった僕は抱きついた
A「へぇ〜まずは生活習慣を見直して
しっかり3食栄養バランス良く摂ることだって」
「?」
A「ま、俺が飯作ってるし
テヒョンアがちゃんと野菜食べれば大丈夫かな」
「うげっ」
A「おい
俺子供産まれてから二人に野菜イヤイヤされるの困るんだけど」
「だって…まずい」
A「美味しく作ってやるから」
「そういう問題じゃない…」
項垂れる僕を撫でるヒョンは
仕事の資料と買った本を交互に見る毎日
「ヒョン」
A「んー?」
「こっち見て」
A「何?」
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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月22日 5時