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A「じゃ、また来るから」


A母「ちゃんと連絡しなさいよ〜?」


A「わかってるって
今度は父さんも」


A母「もちろんよ」


RA「気をつけてね
また曲出るの楽しみにしてる!」


A「おう」


「こっちでLIVEする機会があったら
ご招待してもいいですか?」


A母「ふふ、もちろんよ」


RA「待ってます!
楽しみです!」


「ふ、ありがとう」


A「タクシー来たな」


RA「またね〜」


A母「ユンギくん」


「あ、はいっ」


A母「ちょっとこっちおいで?」


「はい?」


RA「どうしたのー?」


A「リア、俺のリュック開いてない?」


RA「んー?開いてるよ!!
ほんとたまに抜けてるんだから〜」



A達を置いて

少し玄関に入って


Aのオモニに顔をちかづける




A母「本当は二人、付き合ってるんでしょ」


「っ」



驚いて声が出なかった

目を見開いてバッと見つめると


オモニは思ったより優しい顔をしていて



A母「言わなくても二人を見ていれば分かるわ
お互い愛の籠った視線を送りあっているからね笑」



その言葉に

頬や耳が熱くなる



そんな、分かりやすいか…




A母「ふふっ
ねぇ、ユンギくん
人を愛するのって凄く素敵な事だし
想いが結ばれる確率は本当に奇跡みたいなものだと
私は思うの

学生時代、二人の事をよく見ていたから
余計にそう思うのかしら


だからね、ユンギくん
Aの事を、宜しくね」



幸せそに微笑んで


俺を優しく見つめるオモニに笑みがこぼれる





「はい、任せてください」





そして、そう答えてしまっていた








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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月22日 5時

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