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A｢暖かいものでも飲む？｣
｢うん、ありがとう｣
上を向いて息を吐く俺を
軽く撫でたヒョンは
キッチンでホットミルクを作ってくれて
カフェインまみれだったこの数日が
この一杯で溶かされたような気がした
A｢今日までどんな仕事してたの？｣
｢ん？いつも通りかな
新曲のダンス練習と、ツアーの歌練とかその他もろもろの企画会議とか
もちろん空いた時間は曲作りしてたし｣
A｢そっか
大変だったね｣
いつの間にか腰を引かれて
半身がヒョンにくっついて暖かくて
無意識にヒョンに寄りかかりながら
そのまま会話を続ける
｢ヒョンは何してたの？｣
A｢んー？
お金持ちの人とお話したり
銀行とお話したり
投資家と人とお話したり｣
｢え、服は？｣
A｢服はあんま作れなかったかな〜
重役としての任務を果たしてたかも｣
｢だったらこれから沢山作れるよ｣
A｢どうして？｣
｢機密事項だけど
今企画してるツアー
またヒョン達と世界回りながら
違う形で衣装作りしていきたいってなってるから｣
A｢お、ほんと？
じゃあ仕事片付けて暇にならないとなぁ｣
｢またやれるのみんな楽しみにしてるから
ほぼ確だと思う｣
A｢俺らは二つ返事だから大丈夫だよ笑｣
｢ふ｣
そっか、
またヒョンと世界を回れるのか
一番最初に回った時は
まだ付き合ってもいない
再会したばかりの二人だったのに
いつの間にか
お互いの心が通じて
付き合って
結婚して
二人屋根の下で
夫婦みたいな
でも幼馴染みたいな
触れ合いや会話をして過ごしているのが
本当に幸せで仕方ない
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月22日 5時
