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｢A！
今日僕飲み会だよね？！｣
A｢はい、そうですね？｣
当たり前のように呟くAは
ソファでニヤニヤしている
｢この首じゃ行けないじゃんっ｣
A｢うんうん、大変だ｣
｢ちょっ、え？｣
立って近づいてきたAは
僕手を掴んで腰を引く
A｢俺と今日一日一緒か
どうでもいい昨日みたいなやつらを
倍、相手にするか
ヒョンはどっちを選ぶ？｣
囁かれた言葉に
恥ずかしさと気づきがあった
確かに……
いや、行かなきゃ行けなくはあると思うけど
でも
あの子たちを相手にするのは
昨日より疲れるのが目に見える
それに昨日のことがあっても
女の子たちは僕がいたら昨日の出来事を聞いたとしても迫ってくるだろう
僕が今日行かなかったら
それこそ牽制になるんじゃないかって
｢まさか、全部｣
A｢俺の計画です｣
｢うわぁ｣
Aがそんなに
そんなに
｢僕のこと……好きなんだ｣
A｢俺の事なめてます？｣
そう言って不機嫌そうにするAに
僕はゆっくりと抱きついた
｢こんな体じゃ……行っても
ある意味標的になるし……
行かないでAといる方が何倍もいいよね｣
A｢ふふ、そうですね｣
Aの独占欲って
思ったよりもあるんだなぁ
いつも紳士的で
優しいA
その裏には
こんな計画を立てちゃうくらい
独占欲と賢くて少しずるいAがいるんだな
僕はまだ知らないことばかりかもしれない
だけど
それがまた
少し嬉しい
｢一応確認だけど
僕達昨日……｣
A｢何もしてないよ
普通に寝ただけ
俺が寝る前に満足するまで痕つけたけど｣
｢すごい数だった……｣
A｢俺の独占欲はまだまだですけどね｣
そう言うAの肩に
両腕を置いて抱きしめ引き寄せる
｢じゃあそれ、いつ教えてくれるの……？｣
言っといて
死ぬほど恥ずかしいから
顔は真っ赤だけど
でも今は、Aと
沢山触れ合いたい
A｢今からでもいつでも
いくらでも｣
そう言って僕の腰を引き寄せたAは
僕に感触が残るくらいキスをした
Aの独占欲の全てが見れるのは
まだまだこれからだ
END
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
