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夕日の瞳と青空の瞳
その目に捕えられると
心臓が鷲掴みされた気分になる
｢A？！｣
A｢お疲れ様です｣
｢なんでここにっ｣
A｢迎えに来たに決まってるじゃん｣
YG｢正確には
終わるまで待ってたかな｣
A｢静かにして？｣
YG｢ふ｣
｢どういうこと？｣
〈ねぇそのイケメンくん誰〜？〉
〈ジナ〜やっぱり抜けようよ〜〉
そう言って僕に後ろから抱きつく男に
Aは間に入って僕を引き寄せた
A｢酔ってる？｣
｢そこまで飲んでないから、そんなに……｣
顔をのぞき込まれただけで
僕は顔が真っ赤になる
A｢じゃあ帰ろっか｣
｢え、あっ｣
A｢あぁ、あと｣
僕の手を引いたAは
急に振り返ると
笑顔では呟いた
A｢ジナはもう俺のものなので
手を出したらどうなるか
覚悟しておいてもらえると助かります｣
丁寧な言葉の底には
笑っていない、オッドアイと
Aの冷ややかな声によって
かなりの牽制がされた気がする
〈……〉
〈……〉
みんな黙っちゃってるし
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
