記憶の欠片を捨い集めてーculminationー3 (ページ46)

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｢でも今回の彼氏は
一生一緒って約束したから｣

〈ほぇ〜
ますます嘘っぽい〜〉

｢やー！｣

〈なんでそんなかたくななわけ〜
また少し夜を共にするだけじゃん！〉

まあそう簡単に

僕のレッテルは消えないよね

遊び屋ってレッテルは

急に本気になったなんて

誰も思わない

もしかしてAも

そうなの、かな

今日迎えに来るの渋ったりしたのって

僕がほかの人と

ホテルに行くって思ってるからなのかな

そんなの嫌だ

Aには信じて欲しい、のに

YG｢おーい
変な方向に考えないでもらっていいですか｣

｢ユンギは僕の心が読めるわけ｣

YG｢はい
全部筒抜けです｣

真顔で言われると

本気だと思っちゃうじゃん

それから約三時間

僕は誘われ続け

断り続け

疲弊しまくりの飲み会をすごし

明日は女子も増えるから

どうなる事やらと水を飲み干す

〈ジナもっと飲みなよ〜〉

｢うーん｣

YG｢あんま飲みすぎたら｣

｢分かってるよ
フェロモンがどうたらとか言うんでしょ｣

YG｢そーです｣

｢飲みすぎないってば｣

前みたいに朝起きたらAの家、は

もうこりごり

これ以上迷惑かけたくないし

〈そろそろ二次会行くかー〉

〈だな〜〉

〈ジナは俺と抜けない？〉

｢抜けません｣

〈えー〉

YG｢あと一押しとか思ってんのかな〜こいつら、笑える｣

ユンギは何かを呟いて嘲笑したあと

急に手を軽く上げて

誰かに挨拶のようなものをする

ユンギも酔ってるのかな

そんなことを思いながら

ほろ酔いの僕らは

二次会のお店に行こうと

会計を済ませてお店を出る

そして出た先のガードレールに寄りかかる

スタイル良すぎのオッドアイの彼を見つけた

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