記憶の欠片を捨い集めてーculminationー3 (ページ45)

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YG｢あれ、Aは？｣

｢家にいるよ？｣

YG｢着いてくると思った｣

｢主要メンバーだけだし
いてもつまらないからじゃない？｣

YG｢だとしても来ないことねぇと思うけどなぁ｣

｢あのAだよ？｣

YG｢あのAだから言ってんですけど｣

｢え？｣

YG｢はぁ｣

何故かため息をついたユンギは

もう行きましょうと諦めたように

僕の前をスタスタ歩いていく

そして10人がけの席で

飲み会が始まった

〈ジナ〜僕のことまた抱いてよぉ〜〉

〈俺とまた付き合ってよぉ
ジナの肉体美忘れられん！〉

｢やめてよ
僕もう恋人いるんだよ？｣

〈いつもみたいに二週間と続かないって〜〉

｢いや、もう四、五ヶ月は経ってるの！｣

〈うっそだぁ〉

〈じゃあワンナイトだけ！〉

｢だから僕もうそんなのしないってば｣

〈ええ〜〉

YG｢おい、お前ら
そこまでにしとかないと
その彼氏とやらに殺されんぞ｣

Aはそんなことしないって

〈うそうそ〉

〈てかユンギ！
お前いつもジナの隣占領しやがって！
もしかして彼氏ってお前か？！〉

YG｢そんな吐きそうなこと言わんでください｣

｢おい、それは僕も心外だぞ｣

YG｢あはは、冗談です｣

｢顔が冗談って言ってない
泣くよ｣

YG｢あはは｣

〈てかその彼氏って大学のやつ？〉

〈ジナと付き合ってない人なんて
大学にまだいたっけ〉

｢僕をなんだと思ってるの｣

まぁでも

あながち彼らの言い分は間違ってない

確かに僕は

もう大学の半分以上の人と付き合ってるってのは

多分あってるから

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