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それから四日
俺もまた忙しく
家に帰れない日々が続いた
あの日からAからは
マネージャーさんの娘さんは
大事に至らなかったこと
約束を破って申し訳無かったことだけが綴られたメッセージだけしか
届いていない
俺もスマホを見るタイミングが
一日に五回もないくらい
忙しいし、作業に没頭していた
気絶するように眠るしか
俺にはもう出来ないから
JN｢今日ゲーム終わった人から退勤だってよユンギ！｣
タラバンの撮影の最中
ぼーっとしていた俺に
ジニヒョンが肩を揺らしながら興奮気味に伝えてくる
終わった人から
退勤……！
JN｢早く終わらせないとね？｣
｢……そうですね｣
Aが帰ってこないかもなんて
一々考えない
俺が家にいるってだけで
会える可能性は増えてるんだから
早く終わらせて帰るに限る
それからジニヒョンの協力もあって
一番に帰ることが出来た俺は
一目散に車に乗って
家に戻ってきた
相変わらず殺風景な家に
Aは居ないのだと気を落とす
なんか食うか
と冷蔵庫を開けると
数日前にAに残した余り物が
まだ中に残っていた
ということは
ここ数日Aは帰ってきていない
という事だ
どんだけ忙しいんだよ
もうなんでもいいから
帰ってこいよバカ
むしゃくしゃして
Aのために残した余り物を全部平らげ
ベッドを何度も殴りながら
また気絶するように眠りについた
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
