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A「ふぅぅ
やっぱり湯船はいいね」
「ソウデスネ」
A「どうしたの笑」
顔を湯に付けてぶくぶくと音を立てる
A「子供みたいな事するね笑
可愛い」
後ろから俺に被さって
ぐりぐりと頭を擦り付けるヒョンは
俺が不機嫌な事なんて
全くもってお構い無しだ
「俺が子供でもいいの……?」
ぐりぐりされる顔を押して
顔だけ振り返りヒョンを見る
A「それは、どういう意味?」
「分かってるくせに」
A「ふふ」
すっと近づいた唇に
軽くキスをされる
A「いいわけないでしょ?」
そう言う優しい顔に
俺は体の向きを変えて
ヒョンの上に跨った
「ちゅっ……んむ、んんぅ」
A「なぁに?スイッチ入っちゃった?」
「別に……」
A「嫉妬も可愛いけど
素直なユンギはもっと可愛いよ」
「…………嫉妬してない」
A「あはは」
腰を引かれ近づいた顔に
またキスをして
絡み合って触れ合う浴室は
暑すぎてぽわぽわとしてくる
「ちゅっんんっ、はぁぁ……ふあっ」
A「逆上せちゃうね笑」
真っ赤に染っているであろう俺の頬を撫でるヒョンも
頬が少し赤くなっている
汗や湯水が滴るヒョンは
いつもより何倍もかっこよく見える
その顔に見とれているうちに
俺はお風呂から上がって
ベッドに押し倒されていた
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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月5日 21時