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CH｢Aさんともう会えなくなるの寂しいですぅ｣
｢はは、曲が完成したらまた会えるじゃないですか｣
CH｢本当に光栄でした
Aさんと曲を作れるなんて｣
｢俺もですよ｣
CH｢あの、それでなんでけど｣
｢はい？｣
CH｢一緒にご飯行きませんか？
聞きたいことも話したいことも
沢山あって｣
｢あー｣
YG｢A｣
｢ユンギ？｣
YG｢すみません
こいつ俺と予定あります｣
｢え、ちょ、ユンギ？｣
CH｢Aさんっ？｣
｢ぁっ、また今度連絡します｣
YG｢しなくていいっつの……｣
小声で呟いたユンギに
そのまま連れられるがままついて行き
着いたのは俺らの家
｢どうしたのユンギ
俺ら約束してないよね？してたっけ？｣
YG｢……｣
｢それに何であの事務所にいたの？
なにか仕事あった？｣
YG｢自分の恋人が、他の女と密室で仕事して、その女が好意を向けてるのを
ずっと見てられるほど、俺は人間出来てない｣
｢……｣
それは……
｢それって
嫉妬したって、こと？｣
YG｢そうだけど何｣
俺の手を掴んだまま
前を向いて俯いているユンギの顔は
後から家に入り
後ろにいる俺には見えないけど
どんな顔してるのか
手に取るようにわかる
｢ユンギ｣
軽いトーンでユンギを呼んで
腰を引き寄せて頬に手を添える
｢あの人、俺の事好きだったの？
俺ユンギしか見えてないから分からなかった｣
YG｢……｣
目を逸らしてじとーっとしているユンギ
｢俺はユンギだけが好きなのに
そんなに心配だった？｣
YG｢お前があの子を好きになるわけないのは分かってんだよ
あの子がお前に寄り付くのが嫌なんだよ分かれ｣
顔が赤い…
もっと赤くしたい……って
俺変かな
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
