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CH｢こ、こんにちはっ｣
｢こんにちは｣
俺には事務所が無いため
あちらの事務所に赴き
案内された会議室には
ガチガチに緊張した可愛らしい女性がいた
｢Bitterです｣
CH｢CHERINですっ｣
｢今日からよろしくお願いします｣
CH｢はい！｣
チェリンさんはとても真剣に俺の話を聞いてくれた
そして流石メインボーカルと言うべきか
専門的に伝えてしまっても
当たり前のように頷いて
あちらからも意見をくれた
とてもやりやすい人だった
今回俺は、歌にも少しだけ参加するが
ステージには上がれないと伝えた
顔も半分しか出てないし
MVには出たけど、彼らともステージには上がらなかったからな
もし上がるとしても
最初はユンギか彼らとだ
いい具合に仕事が進み
録音のみとなった頃
作曲を終えて少し疲れていた俺は
家に寝に帰るだけの日々が続いていて
それはユンギも同じようだった
たまに朝出くわすくらいで
一緒に朝ごはんを食べて
そのままそれぞれ仕事に行くから
最近あんまりユンギに触れていない
そろそろ恋しくなってきたな…
それなら
早く仕事を終わらせるに限るよな
そう息巻いて
どんなトラブルが生じようが
対応できるように予防線を張って
録音の日を迎えた
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
