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次の日俺らは
ナムジュナの行きたがっていた美術館へ向かった
中は涼しくて
色んな美術品が置かれていた
TH｢これなら僕でも作れそう｣
HS｢大きな声で言ったら危ないって｣
JK｢これ俺の方が上手くかける自信あります｣
JN｢だから辞めなさいって｣
NM｢ふむ……｣
｢感受性が豊かなナムジュナは
これを見てどう思うの？｣
NM｢んー
一見この人が主役に見えるけど
実はこっちが主役なのかな〜とか｣
｢あぁ……、なるほどねぇ…｣
NM｢色んな作品を見てると
米粒みたいな装飾にも、なにか隠されてたりする事があるじゃないですか｣
｢ジャン・フランソワ・ミレーの落穂拾いみたいにね｣
NM｢そうです！｣
JM｢なんですかー？それ｣
｢三人の民が落穂拾いをしてる絵画だよ
すごく有名なね
皆も見たことあると思うよ？｣
NM｢その絵画は、三人が一見稲刈りをしているように見えるんだけど
実際は後ろの方に稲を沢山持っていく牛車が見えるんだ｣
JK｢それでそれで？｣
SH｢分かんだろ〜
その三人の民は、お零れを拾ってるわけ
つまりその絵は稲刈りしてる絵とかじゃなくて
裕福な人と貧困な人の差を描いてるってこと｣
TH｢ほぇ〜｣
｢労働の苦しさとか貧困の苦しさとかを描きつつも、太陽がさんさんと照らす情景が綺麗なのもギャップだよね〜｣
SH｢こーゆー何ともなさそうな絵にいくつも伏線を入れる感じ好き｣
NM｢分かります
考えさせられますよね｣
JN｢わぁ〜一つの絵にあそこまで話を広げられるって凄いねぇ｣
HS｢確かに…笑
でもスホヒョンも詳しいんですね｣
SH｢何だよ�爐皚瓩辰�
俺らの大学ではこーゆーのも学ぶんだよ｣
｢後は俺とスホの隠れた趣味だったりね｣
YG｢知らなかった｣
｢服の方が好きだから
俺らも忘れがちだったりする笑｣
SH｢来ようと思っても
滅多に来れないからな、美術館とか｣
｢そうだね｣
YG｢帰ったらもっと教えて｣
｢いいよ｣
TH｢僕も聞く〜！｣
JK｢僕も聞きたいです！｣
JM｢面白そうだから僕も！｣
JN｢あらら、教室が開かれそう｣
NM｢事細かにお教えしよう｣
｢｢｢やった〜｣｣｣
ふふ、美術館もたまにはいいなぁやっぱり
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
