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ユンギside
A《ごめんユンギヒョン
マネヒョンの娘さん事故で向かわないと行けなくなった》
｢は？｣
びっくりして
大丈夫なのか？と返そうとしたが
多分、当分は返事が無いんだろうと
そのメッセージは取り消した
その代わり
《気をつけろよ
俺大丈夫だから、余り物は冷蔵庫に入れておくし、帰った時に食って
マネージャーさんによろしくな》
それだけ送ると
スマホをソファに投げて
また突っ伏した
俺は大丈夫、か
大丈夫なわけないのに
Aと会えないってだけで
こんなにも喪失感に
襲われることになるなんて
思ってもいなかった
当たり前のようにそばに居た
俺の支えが
こうもふと消えてしまうと
自分を支える柱が
崩れていく気さえする
｢はぁ…… A…｣
お前のブランケットも
もう香りが無くなってきてんだ
俺はどうやって寝ればいいか
分からなくなってきている
どうやって寝てたかも
もう思い出せない
ただお前が隣にいたことだけは
鮮明なのに
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年2月5日 21時
