検索窓
今日:50 hit、昨日:35 hit、合計:19,262 hit

. ページ29

.






自動販売機の前まで行くと


休憩所として設置された自動販売機の前の椅子にユンギが座っていた



「ユンギも買いに来たの?」


YG「うん……」



驚いたようにしているユンギは


どこかぎこちない




「どうしたの?何かあった?」



隣に座って顔を覗くと


少し悩んだ様子を見せたあと



俺に軽くキスをした




「ふふ、どうしたの?」


YG「ヒョンと部屋一緒になれなかったし
今日は手も繋げてないし
寂しかった」


「ふふ、そっか
俺も寂しかったよ?」


YG「嘘だ
楽しそうにしてた」


「バレないようにしてただけだよ
本当は触れたくてたまらないんだから」


YG「っ」


「もう少しゆっくりしてく?」





YG「……うん」












YG「んっちゅっ、ふ、んんぅ、ちゅぅっ」


「ふ、ん、ふふ
ユンギ流石にここでは出来ないよ」



いつの間にか首に腕を回し

誘うかのように腰を動かすユンギに


慌てて離れて頭を撫でる


まあ確かに

外に出るんだし


みんながいるから

くっつけないもんね



YG「はふっ、はぁっ、ふ」



蕩けた顔で俺を見るユンギの目には

熱いものが照っている


濡れた唇を拭って

ゆっくりと腰を引いて抱きしめる



「明日帰ったら
ゆっくり出来るからね……?」


YG「っ」



ビクッと反応したユンギは


顔をほてらせて俺の胸に顔をつけた




YG「我慢する……」


「うん」


YG「だから、もう少し……」


「うん、でもこれ以上火照るとまずいし
ジナやナムジュナ達も待ってるだろうから
あまり遅れるとバレちゃうよ?」


YG「大丈夫……
誤魔化すのは得意だから」


「それは俺もだけど」



ジナは全部分かってるんだろうな


俺を外に出したのも

これが理由だったりしてね




YG「我慢するご褒美……」


「ははっ、うん、いいよ
たっぷりあげる」




こんな可愛いユンギは久々かもなぁ


メンバーといる時は

大抵次男としてツーンとしてるし



でもメンバーといるユンギも

すごい好きだから


この旅行は俺が二倍楽しめる事になる




俺だけが見れるユンギも



皆の前でいるユンギも




どっちも好きだから





YG「ヒョン」


「ん?」


YG「好き」



「ふふ、俺も好きだよ」








.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
222人がお気に入り
設定タグ:BTS , BINA , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:BINA | 作成日時:2024年2月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。