記憶の欠片を捨い集めてーculminationー3 (ページ20)

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【最果て】釜山男子の旅行計画ページ20

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｢ん？もう準備できたの？｣

JM｢はい！ばっちしです！｣

JK｢釜山男子頑張りましたぁ〜｣

BTS、そしてMoonlightの大きなコラボ企画が終わり

俺らはその仕事に見合った

大きな休みを頂いていた

仕事終わりの飲み会で

急に釜山男子二人が立ち上がり

僕らが良い場所探すので

釜山旅行しませんかと提案し

それに乗っかったのが一週間前

スホと俺とBTSメンツの

九人での旅行は

日々世界を一緒に回れど

初めての事だった

電話の奥で聴こえる声は

興奮気味で笑いが込上げる

YG｢なんかうるさい｣

｢ふ、ごめんごめん｣

スピーカーにしていないのに

隣で寝ていたユンギが起きる始末

ユンギが寝ていた理由は
俺のみぞ知るってね

JK｢もう知る人ぞ知る場所です！｣

｢行ったことないのに？笑｣

JM｢知る人ぞ知る人に教えてもらったんです！｣

｢ほんとかなぁ笑｣

JK｢もう！
取り敢えず明後日から2泊3日ですよ！
チケットとか予約はジミニヒョンがしてくれたので！｣

｢うん、ありがとう
楽しみにしてるね｣

JM｢はーい！
沢山頑張ったヒョンたちにご褒美ですから！｣

｢スホも英気を養うべきだしね｣

JK｢ホントですよ
今度倒れたら許しません｣

｢あはは｣

今回の仕事

初めてスホが中心で行ったからか

気負いすぎて倒れてしまったスホ

俺無しでの結婚式のあれは

本当に凄かったから

たまには俺無しでのパフォーマンスも見てみたかった

それがスホを追い詰めてたんだけど

スホなりの全力が見れたし

最高の仕事が出来たからよしとしよう

YG｢ひょん……眠い、寒い……｣

｢うん｣

電話を切って起き上がっていた体を倒す

ユンギを抱きしめると

胸に顔を埋める仕草は

やっぱり可愛くて勝手に微笑んでしまう

YG｢旅行いつなの……｣

｢明後日からだって
荷造りしないとね｣

YG｢一緒にする｣

｢うん、しよっか｣

YG｢んん……｣

｢楽しみ？｣

YG｢うん……｣

｢そっか笑俺もだよ
ほら、もう寝な、疲れたでしょ｣

YG｢疲れてない……｣

｢ふふ｣

そう言いつつも意識を手放す可愛いユンギに

一層腕の力込めて俺を目を閉じた

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