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「ユンギヒョン……」
YG「ん……っ」
ゆっくりと押し倒すと
期待と欲の籠った目で捕らえられ
俺の心は鷲掴みにされる
YG「ん……ふっ、んん」
首筋に顔を埋めて
キスをしながら下がっていって
手の甲や手のひら
鎖骨に胸に脇腹
離れてた分
触って溶かして混ざり合いたい
飯も食わず
ユンギヒョンに触れて
朝から晩まで食べ尽くした俺は
意識が朦朧としているヒョンを
ゆっくりとお風呂に入れていた
YG「A……」
「なんですか?ヒョン」
YG「もうあんなことやだからな」
「俺もヤダよ
絶対連絡するから
もうトラウマものだよ本当に
だからもう二度と出来ないよ」
YG「うん……」
「忙しいのは仕方ないけど
ヒョンとの時間を蔑ろにしようとしたことは無いよ」
YG「分かってる…
でも今回は怖かった……」
「うん……ごめんね……」
後ろからきゅっと抱きしめて
ユンギヒョンの肩に顔を置く
YG「もう離れるな……」
「うん……約束する」
振り返って俺の胸に顔を埋めるヒョンに
何度もキスを落として
頬を包んで顔を上げて
優しくヒョンの唇に
感触を残すようにゆっくりとキスをした
「どこに居ても、どんなときも
ヒョンを愛してることは、忘れないで」
YG「うん……っ」
ヒョンの涙を拭って微笑むと
またきゅっと抱きしめて
身体を脱力させて
二人で湯気の中
お互いの体温を確かに感じながら
ゆったりとリラックスした
持て余すくらいの時間を過ごした
END
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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月5日 21時