記憶の欠片を捨い集めてーculminationー3 (ページ18)

今日:24 hit、昨日:67 hit、合計:19,303 hit

. ページ18

.

｢ん……んぐ｣

目を覚ますと、ユンギヒョンが俺の上で寝ていた

あー可愛い

望んでいた朝がやっと来た

そう思いながら

ユンギヒョンを横に下ろして

何度か撫でると

トイレに行こうと立ち上がる

体ガチゴチだし、喉乾いたし

何よりめちゃくちゃ腹減った

でもこの家にいるってことが

一番の幸せで

一番満たされることだった

鼻歌を歌いながら寝室に戻ると

泣き声が聞こえて

慌てて中に入る

｢ユンギヒョン？｣

YG｢ぐすっ、ん、A……？｣

｢どうしたのっ、嫌な夢でも見た？｣

すぐに腰に腕を回して

頬をつたる涙を拭う

YG｢夢……っ、また、夢だったのかと…思って……っ｣

｢ユンギヒョン……
夢じゃない、ちゃんといるよ？｣

額を擦り付けて

優しくキスを落とす

YG｢A……っ、会いたかった｣

｢俺もだよ…
死ぬほど会いたかったんだから｣

YG｢A…っ｣

｢ユンギヒョン…｣

ヒックヒックと泣いて

声を上げるヒョンが

何よりも可愛くて

ぎゅうぎゅう抱きしめる

｢ご飯食べよっか｣

YG｢や、｣

｢やだ？｣

YG｢もっときすする｣

｢っ、｣

あぁぁぁぁ可愛い……

YG｢今日も、明日も休み……｣

それ、したいってことでいい？

いいよね

.