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部屋に出向き


中に入ると



もこっとしているベッド





「ジョングガ」



近くに寄って話しかけても


返事もない





「悪かった」



JK「……」




「ジョングガ」





JK「本当に悪いと思ってる……?」



「あぁ……」


JK「嘘だ……
後輩と楽しんでたくせに」



「…」



JK「俺のこと気にしてなかったくせに
最初こそ気をつけてたけど
どんどん気にしなくなって
それが当たり前になったじゃん」


「ごめん……」



JK「やだ
もう別れるもん」


「そんな事言うなよ……」



JK「やだ」



「ジョングガ」






JK「やだ!」










「じゃあ、別れる?」


JK「っ」



布団をひっくり返して

俺を睨むジョングガは


今までにないくらい



怒った顔をしていた




JK「Aはそんな言葉
使っちゃダメなことくらい
分かってると思ってた」



「……」




JK「嫌い……」




「ごめん……」




JK「それしか言えないの」



「悪かったって…
でも、後輩とのあれも、俺にとっては仕事であり、大切な時間のひとつだから
否定はしないで欲しいってだけだ
それに、もう少しでその期間も終わるから
それまで待ってて欲しい」



JK「やだ、もう待てない」


「……」




こうなったら



俺が折れるしかないのか……





「分かったよ
ステージまであと二週間だけど
今日から一週間はお前にしか使わない」


JK「ホント?」


「うん、約束する」


JK「誓って」


「ん」



ジョングガの手の甲にキスをして


首にも頬にも目尻にもキスをした




JK「俺だけにして」


「お前だけだよ」


JK「俺だけのために時間使って」


「分かったよ」



涙を流しながら

俺の首に腕をかけるジョングガを


ひたすら抱きしめ

落ち着くまで撫でていた




その日初めて

俺は後輩からの電話に気が付かず



出ることもなかった









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BINA(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます!😊 (1月30日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ミク - やっぱり最高です!いつも楽しく見させてもらってます!(*´▽`*) (1月27日 13時) (レス) @page14 id: 9ef243ee9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BINA | 作成日時:2024年1月16日 16時

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