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それから曲作りをエナプの練習室でするようになり
曲が完成したあとは
みんな飛び上がって
練習室は動物園みたいだった
間近で喜んでくれているのを見ると
やっぱり嬉しいなと感じる
「ダンスと合わせてみるか」
NK「はい!」
SN「僕も踊る〜!」
HN「俺も入りたいです!」
と、結局皆で踊ったり
ニキと二人で合わせたりと
練習のようなお遊びのような時間を過ごし
デビューしたばかりの子達にとって
こーゆー仕事っぽくない練習っぽくない時間は
大事だろうなと思っていた
JK「A」
宿舎に帰ると
いつも走ってくるジョングガが
もう既に玄関にいた
「ん?ただいま」
JK「おかえり
あのさ」
「うん」
JK「ニキくん達に、曲作ったってホント?」
「うん
合う曲を一緒に作った」
JK「そっか……」
それだけ呟くと
リビングに入っていったジョングガに
疑問を覚え
声をかけようとすると
ユンギヒョンに呼ばれてしまって
それもかなわなくなった
それから一ヶ月が経ち
毎日エナプの子達と練習
俺のメンバー達と練習、撮影
宿舎には寝に帰るような物って感じで
過ごしていた俺は
ある日の夜中
宿舎に入って
誰もいないダイニングで
適当に飯を済ませ
部屋に入ると
俺のベッドにジョングガがいないのに気がついた
反対のベッドを見ると
ジョングガが奥を見て寝ていて
近づいてみるとまだ起きているようだった
「ジョングガ、」
JK「今日は一人で寝る……」
「え?」
JK「おやすみ…」
「ジョング」
JK「おやすみ!」
言葉を遮られ
疑問も浮かんだけど
最近構ってやれないのは事実で
でもそれは仕事だから仕方の無いこと
お互いわかっているはずだし
一時の不機嫌だろうと
俺は自分のベッドで眠りについた
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BINA(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます!😊 (1月30日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ミク - やっぱり最高です!いつも楽しく見させてもらってます!(*´▽`*) (1月27日 13時) (レス) @page14 id: 9ef243ee9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BINA | 作成日時:2024年1月16日 16時