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MG｢着いたぞっ
まずは総合案内に行くぞ｣
JN｢はいっ
ユンギ、立てる？｣
ジニヒョンに手を引かれ
駆け足で総合案内に駆け込んだ
〈イ・Aさんですね？
診察室5へお入りください〉
MG｢ありがとうございますっ！｣
5……5…っ
数字を探して
震える手を握りしめる
MG｢まだ診察中なのか…？｣
JN｢手術室じゃないだけ
まだ、ましです…｣
｢A…｣
やっと見つけた診察室
慌てて扉を開けたマネヒョンの奥には
A｢うぉっ、焦ったぁ…｣
元気そうな、Aがいた
JN｢え？！あっ、え？A？｣
A｢うす…どしたんすか｣
JN｢こっちのセリフだよ！！！｣
ジニヒョンが声を上げる中
俺は目の前のAを見据えた
かすり傷はあれど
元気そうにポカンと話しているA
それを見て
また力が抜けて
深く息を吐いた
MG｢事故に遭ったってっ！！｣
A｢あぁ笑
病院の近くで車と衝突しそうになって転んだだけですよ？｣
MG｢え？！｣
A｢今日、打ち合わせが俺ん家から徒歩圏内だったんで、気分転換も兼ねて歩いて帰ってたんです｣
JN｢それで？｣
A｢ここの病院近くを通りかかった時
道路で轢かれそうな子猫がいて
ほんと、生後一ヶ月くらいの｣
A｢車が来るのに危なすぎて
慌てて動けない子猫を滑り込みで助けたんで
一応無事です
車の人にはあぶねぇな！気をつけろ！って怒鳴られたくらいで特にトラブルは起きなかったし｣
A｢本当に擦り傷だけだったんで大丈夫だったんですけど
遭遇した人達に念の為病院に行っておけって言われて｣
A｢確かに何処か打ってたらまた皆に心配かけるだろうと思って、受診しに来て｣
MG｢ん？その猫は？｣
A｢見てた人の中におばあちゃんがいて
その人が落ち着くまで責任を持って預かってくれるそうです
電話番号だけ交換して別れましたけど｣
MG｢…｣
JN｢…｣
｢…｣
A｢ん？｣
｢｢はぁぁぁぁぁああああああああ｣｣
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BINA(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます！😊 (1月30日 10時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ミク - やっぱり最高です！いつも楽しく見させてもらってます！(*´▽｀*) (1月27日 13時) (レス) @page14 id: 9ef243ee9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2024年1月16日 16時
