記憶の欠片を拾い集めてーculminationー2

【好きに】初めて見た顔 ページ1

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A｢テヒョンア〜準備出来た？｣


｢はーい！｣



玄関の方から聞こえるヒョンの声に


セットしていた髪の毛をもう一度見て頷くと



大きな声で答えて玄関へ向かう





今日は大きな会合がある日で


社長である僕と

社長代理であるヒョンは


パートナーとしてそこへ参加する



ジミナはジョングガと行くらしい


ジョングガはここの社員って訳では無いけど

パートナーは自由だし



何より二人とも楽しみにしているから




仕事の挨拶は僕とヒョンがいるし



二人は好きにしていて欲しいなって思う





A｢お、かっこいいじゃん｣


｢いひひ｣



セットした髪を撫でられて

笑顔になりながら家を出る


手を繋いで車に乗って


一回会社に出勤してから

ジミナ達と車で会合場所まで向かった



中にはもう既に人が沢山いて


ヒョンの腕に手を絡めながら中に入る




まさか僕が


パートナーと参加出来る日が来るなんて


ちゃんと社長として

こんな場所にこれるなんて
思ってなかったなぁと思いながら



会合の中を歩きつつ

ご飯を食べたりしながら


大体の人に挨拶をして回った後




A｢シャンパン貰ってくる｣


｢お酒好きですねぇ｣


A｢んだよ
もう全部終わったしいーだろ
テヒョンアもいる？｣


｢はいっ｣


A｢了解｣







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