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A｢あれ？閉店した？｣
｢ヒョン…｣
図ったように
俯いてた僕の方へ
店に入って向かってくるヒョン
A｢何？その顔｣
｢ヒョン…｣
頭を撫でられて
落ち着くな…って思いながら
カウンターから出て
ヒョンに抱きついた
A｢どうした〜？
疲れた？｣
｢ううん…なんでもない｣
胸の中に顔を埋めると
優しく抱きしめてくれるヒョン
なんでかな
なんでジョングガと被るのかな
ジョングガもこんなふうに
誰かを抱きしめるんだろうなって思う
それは
ジョングガが
Aヒョンの真似をして
行動をしてきたからかな
僕のために…
｢…｣
A｢ジョングガが不機嫌になって帰ってきたんだよね〜
やっぱこういうことか｣
｢だって…｣
A｢俺はテヒョンアが間違ってるなんて言わないよ？
ただ、俺は少し意外でね｣
｢へ？｣
A｢あの様子だと
ジョングガがこたえるくらい
ズバッと言ったんでしょ？あいつの為に｣
｢…うん｣
A｢なのに、思ったよりテヒョンアが傷ついた顔してるから、驚いた｣
優しく頬を撫でられると
涙が零れてくる
｢っ、自分でも何が何だか分からないっ
でもっ、ジョングガに告白される度に
いけないことをしてるって思うと
苦しくて、純粋な気持ちを受け取れない僕が嫌でっ｣
A｢うん…分かってる……｣
また胸に顔を埋められて
えぐえぐ泣く僕を抱きしめるヒョン
こんな姿
ジョングガには見せられないし
簡単に甘えることも出来ない
だって僕は歳上で
ジョングガよりヒョン
どころかアジョッシなんだから
僕がもっと若かったら
ジョングガを傷つけずに断れたのかな
それとも、付き合えたりとか
したのかな
A｢テヒョンアは、ジョングガのこと好きなの？｣
｢…わかんない……
けど、もっと若かったら、付き合ってたかもしれない………｣
好きとか分からなくても
好きになってみたいと思う子なんだ
あんなに良い子が自分のことを好きなんて
嬉しいに決まってる
だけどそれ以上に
今の立場と年齢を考えると
苦しくなる事の方が多かったから
｢どうにも出来ないんだよ…
歳の差なんて変えられない……｣
A｢テヒョンア…｣
これでいいんだ
これでジョングガは
年相応に暮らしていける
それでいいんだ
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BINA(プロフ) - reiさん» ありがとうございます(✨◇✨)︎︎いつかまた書きますね(◦ˉ ˘ ˉ◦) (1月5日 0時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - わあっふぅーーー🩷🤭テク最高✴️BINAさん❕是非この2人のお話を！！まだまだテクのお話を🩷🙏🙏🙏 (1月4日 11時) (レス) @page46 id: ea731169e2 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - むぅさん» 明けましておめでとうございます(*´˘`*)今年もよろしくお願いします(*´˘`*)♡ (1月3日 11時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 明けましておめでとうございます(o^^o)本年も、BINAさんの作品を目にするのを楽しみにしております。 テグクもハッピーエンドで良かった♡ (1月3日 10時) (レス) @page46 id: 2f22a0cb89 (このIDを非表示/違反報告)
ウジュ(プロフ) - BINAさん» 今年もよろしくお願いします🙇♀️ (1月1日 23時) (レス) @page35 id: 6b09a6e04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年12月28日 0時
