苦しい過去を乗り越えてーREMEMBERー

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JN｢ふふ…｣


｢ずっとホソギヒョン見てるの
分かってますからね｣


JN｢え？！は？！
なに、そんな事ないけど｣



なんでそんな慌てる？



A｢もしかして、プロポーズした後に
俺らに打ち明ける予定だったりしてね…？｣


｢ぁ…｣




小声で呟くヒョンに


眉を上げると

蕩けるように微笑んだヒョン



A｢ジナの部署の暗黙のルールに乗っ取って
気付かないふり、しといてあげよっか｣


｢ふふ、そうですね｣




A｢ジナ慌ててどうしたの？
虫でも入ってた？｣


JN｢え？いや、えっと｣


｢そうなら言ってくれればいいのに｣


A｢ホソガが虫苦手だから
心配してたの？流石よく見てるね｣


JN｢ぁ、ふふ、でしょー？｣



強引に誤魔化しを手伝うヒョンに


面白くて笑う俺とナムジュナとジハニヒョン



それに頷くジニヒョンも面白くて



最後はジニヒョンにバレないように


ジニヒョン以外は頑張って笑いをこらえることになった






本当に幸せは伝染するな



子供が増えて


家族が増えて


カップルも増えて




幸せな人達が



周りにどんどん増えていく





幸せすぎて、良いのだろうか




なんて思いながら


上を向けば桃色の空




ひらひらと落ちてきたハートの形の花びらが



俺の鼻にちょんと乗る




それを優しく取ったヒョンは



桜みたいに優しく微笑んでいて


それに微笑み返すと



手を握られて、胸がじわっとなる




キスしたいけど



帰るまで我慢我慢






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