苦しい過去を乗り越えてーREMEMBERー

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JY｢A〜♡お見送りありがとう〜｣


A｢はいはい、離れて〜｣


JY｢何よっ最後くらいっ｣


A｢俺、恋人いるし、傷つけちゃうんでもうやでーす｣


JY｢もぉ〜｣


A｢ね、ユンギ｣


｢……｣




ヒョンの腕を掴んで


少し後ろに隠れて睨むと



その女は俺を見て目をキラキラさせた




JY｢えっやだぁっ
やっぱりAの嫁ちゃんだったの？！
もぉ〜言ってよ！きゃー！｣


｢ぅおっ｣



急に抱きつかれて仰け反る



A｢だからやだったんだよ
ユンギ紹介すんの｣



そう言って眉間に皺を寄せるヒョン




A｢ヌナも早く旦那のとこ戻って｣


｢旦那？｣




は？




JY｢だって浮気するから〜｣


A｢浮気って……
雑誌のモデル見てただけでしょ｣


JY｢浮気は浮気だぁ！｣


A｢だからって、韓国に戻って
若い男のエキス吸いに来るってどうなの｣


JY｢それが私の生きがい！！｣



｢どういうこと……｣




A｢言葉の通り
俺だけじゃなくて、ヌナは可愛い男、かっこいい男なんでも歳下ならそうやって抱きついて英気を養う変態さんなわけ
だからジナにもユンギにも紹介したくなかったんだよ｣




｢……あぁ｣




JY｢にしても、あのAが恋人ねぇ
どんなに女や男が寄ってきても
幸せそうな顔も嬉しそうな顔もしてなかったのに
ユンギくんの顔見るだけで蕩けそうよ？｣


A｢あはは、そうすかね｣


JY｢なんか嬉しいな〜
ユンギくん、Aをよろしくね！｣


｢え、あ、はい｣


JY｢因みに、また韓国来たら
英気養わせて〜♡｣


A｢絶対だめ、ユンギだけはダメ｣


｢ヒョンもダメ……｣





JY｢やだなにこのカップル可愛いっ
なんか旦那に会いたくなってきた！｣


A｢ならとっとと｣


JY｢ちゅっ、じゃあねユンギくん、A｣


A｢あっ！！！｣


JY｢ばいばーい｣



A｢ちょっ、ユンギ
今すぐ頬貸しなさい、洗うから｣


｢……何が起きたか分からなかった｣


A｢帰るよユンギ｣







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