苦しい過去を乗り越えてーREMEMBERー

. ページ27

.






JY｢あ、そうだ
今日送って貰ったあとなんだけどさ
これ｣


A｢？｣


JY｢指輪見て欲しくて｣


A｢あー、そういうことなら｣


JY｢んふふ、楽しみ〜｣





｢はぁ、なんなんすか……｣


JN｢いや、本当に分からない
今日アメリカの出張から戻ってきたらしくてAに着いてきたんだって｣


｢なんで｣


JN｢知らないよ！｣


A｢ん？あ、ユンギ〜｣



｢……｣




よくその状況で


笑顔で俺に手を触れますね




JY｢なぁに？可愛い〜
Aの嫁？｣


A｢違いますよ｣


｢ぇ｣


JN｢え、衝撃｣


A｢ほら仕事は終わったのでもう帰りますよ〜｣


JY｢え〜ちょっと〜
まだソクジンくんとも話してない〜｣


A｢俺と話せばいいでしょ｣


JY｢え〜♡｣


A｢ヌナの相手は俺だけでいいんですから｣




なんだよそれ……




A｢ごめんジナ
ちょっと先帰るわ｣


JN｢あ、う、うん｣




綺麗で美人でワガママな女を連れたヒョンは


そそくさと帰って行って



俺には怒りとモヤモヤしか残らなかった




JN｢今日帰ったら問い詰めな〜？
僕も聞きたいから聞いてみるけどさ｣


｢ぶん殴っていいですかね｣


JN｢いいよ、殴っちゃえ｣



バーン！なんてパンチの真似をするヒョン


俺はガチで壁を殴りそうになった




怒りもあるけど


それよりも



俺をパートナーと紹介しなかったのが


一番ショックだった




俺は、ヒョンに捨てられたら


もう生きていけないのに




俺より優先されるなんて





嫌なのに










.

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す