無償の優しさと愛を【JM】 (ページ47)

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「お待たせ、待った？」

JM「数分」

「寒かったでしょ、ごめんね
早く入りな」

JM「ううん」

中に入ってふぅと息を吐くジミンくん

「ねぇ、やっぱり
寝た方がいいんじゃない？」

JM「ううん、する
早くして」

「いつものホテル？」

JM「うん」

これは断れなさそうだなと思って

そのままホテルに向かった

部屋に入ってベッドに寝転がったジミンくん

JM「ねぇ」

「うん？」

JM「結腸…って分かる？」

「う、ん
分かるけど」

一応知識は持ち合わせてるから

JM「そこまで届く？」

「分からない、やってみないと」

JM「やって」

「……、はぁ
それは出来ない」

JM「なんで」

「ジミンくんに負担がかかりすぎる
体調がいい時ならいいけど
今は良くないよ」

JM「今だからして」

「どうして？」

JM「……僕が、疲れてる時じゃないと、意味が無い…の」

「……前から思ってたけど…
ジミンくん、別にこの行為好きじゃないよね」

JM「…す、好きだよ」

「嘘だよ、すれば分かる」

JM「…」

「何がしたいのか教えて欲しいな
なんで好きでもないのにコレクションをしてるのか、自分を痛めつけてるのか」

JM「っ」

「あの時の怪我も
自分でしたわけじゃないでしょ？
酷い傷も噛み跡も、誰にされたの？」

JM「…」

「ジミンくんは
何を抱えてるの…？」

ずっと気になってたことを聞いた

もうこれ以上見てられなかったから

もう辛い思いをして欲しくないから

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