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その後着いた家は
少し高そうなマンション
｢……｣
それだけで少しイラッとした
A｢苦しい苦しい｣
無意識に腕を強めていたようで
苦笑いしながらそんなことを言う彼
金持ちは嫌いだけど
君はなんで嫌な奴に見えないんだろう
中に入ると、彼の匂いがした
中のソファに降ろされて
寝室から毛布を持ってきて
僕にかけてくれた
A｢体消毒して手当しようか｣
｢いい、そんな痛くない｣
A｢そっか｣
あの体をまた見たくないし
見られたくない
上書きはしたんだし、いいかなって
上書きなんて
僕も馬鹿だよね
A｢はい、｣
｢？｣
少し経って、甘い匂いがして
コップを持ってきた彼に
暖かいココアを渡された
A｢ココア嫌い？｣
｢ううん……｣
飲んだことはたまにしかないけど
嫌いだと思ったことは多分ない
そう思いながら
両手でコップを包んで
ゆっくりと傾ける
喉を通ってお腹に入っていく
暖かい感覚
体がどんどんポカポカして来て
それと同時に
心までポカポカになった
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BINA(プロフ) - 水仙さん» ありがとうございます( *´﹀`* ) (12月4日 22時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
水仙 - 面白すぎます！！！！！！、 (12月4日 20時) (レス) id: 48d71faf73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年12月1日 0時
