無償の優しさと愛を【JM】 (ページ26)

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〈ジミンくーん
開けてもらわないと〜ドア壊すことになっちゃうんだけど〜〉

酒を飲み明かした掠れた声で

バンバンドアを叩く音

あぁ、今日なのか…

とドアを開いたのは

彼の顔を覚えてしまってから

一ヶ月ほど経った

真冬の季節のど真ん中だった

あれから彼とは

いつも通り普通にして帰る

コレクションとコレクションをしてる奴

そんな変わらない関係を続けてた

外のうるささに

ため息を吐いて

立て付けの悪いドアを開けると

ニヤニヤと笑う三人が

そこに立っていた

〈お〜今日は素直じゃん〉

そんなことを言いながら

中にズカズカ入っていく三人

〈うわ、何もねぇな相変わらず
飯食った跡もねぇ、ゴミもねぇ
お前やっぱ人間じゃねぇだろ笑〉

〈お金は集まった？〉

そんな、大金

すぐ集まるわけが無い

「…」

〈はいっ、じゃあベッド行くよ〜〉

頭を引っ張られ

そのままベッドに押し倒された

それから始まる行為

僕は感情を無にすることだけを考えていた

〈うわ、解れてんじゃん
誰かとしてただろ
まさか俺らのおかげで目覚めた？〉

違う

お前らの痛みに耐えられるようにしてるだけ

〈ほら、舐めろよ〉

「…はぁ、ぢゅっ、んん」

〈うわぁ、従順笑〉

早く終わらせたいだけ…

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