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次目が覚めた時
多少の息苦しさと
熱さと、濡れた感覚がした
目はまだ開かず
何が起きてるかよく分からなかった
A「よいしょ…」
後ろから声がして
驚いて目を開けた
お風呂場…？
「何…」
A「おっ、あれ？起きた？」
「なに、これ、どこ」
A「ごめんね、ホテルのお風呂場
体痛そうだし、激しくしちゃったから
マッサージしてるところだよ」
バスタブに浸かって
後ろから僕を抱きしめつつ
手や脚をもみもみ優しくマッサージをしてる彼
まだ帰ってなかったの
てか、激しくしてって言ったのは
僕なのに
A「体も髪も洗ったし
後は出るだけだから、寝てていいよ
疲れたでしょ」
そう言ってポンポン頭を撫でる彼に
僕は疑問しか無かった
なんでこんな事するの
なんで僕に優しくするの
君は、なんなの
聞く気力もなくて
彼に頭を預けると
トク、トクと音がして
心地が良くて
僕はまた意識を手放した
次起きた時
そこには誰もいなくて
朝日が部屋を照らしてた
起き上がって辺りを見渡す
体、痛くない
サッパリしてる
そんなことを思いながら
頬に触れると
ヒヤッとしていて
近くにある鏡で顔を見ると
湿布が貼ってあった
それに絆創膏にガーゼ
手や体には包帯も巻いてある
病院なんて行ったっけ
って思うほど丁寧に手当されていた
彼がやったんだろうな…
ベッド脇に置いてあるスマホを何となくとって
昨日のカトクを見返した
すると新しい通知が来てて
A�爛曠謄訛紊亙Г辰箸い燭�らね
机に置いてあるの、持って帰って��
それだけ書いてあって
机を見ると、コンビニ袋が置いてあって
中を見たら、湿布や絆創膏などが
沢山入っていた
多すぎでしょ…
それと、改めて自分の体を見たら
大きくてぶかぶかの服を着てて
よく考えたら
彼が着て来ていた服だった
上着も置いたままだ…
僕の服がボロボロだから
置いていったの…？
じゃあ彼は
タンクトップで帰ったの？
こんな季節に？
僕のために？
なんなの…
A�爛曠謄訛紊亙Г辰箸い燭�らね
机に置いてあるの、持って帰って��
A……
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BINA(プロフ) - 水仙さん» ありがとうございます( *´﹀`* ) (12月4日 22時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
水仙 - 面白すぎます！！！！！！、 (12月4日 20時) (レス) id: 48d71faf73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年12月1日 0時
