無償の優しさと愛を【JM】 (ページ20)

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「ぁ"っ、ぅ〜〜"っ
はぁぅ"っ、んぐっ、ぁああああぁぅっ」

僕が達すると

中から出ていくもの

荒く息を吐いて

僕は横を向いた

激しかったけど

何度も達してしまった

疲労した体は

言うことを聞かなくて

冷えてきた季節なのに

裸のまま目をつぶる

A「体、痛くない…？」

優しく頭を撫でられて

胸がぎゅっとした

初めての事だった

A「お風呂湧かしてくるね」

僕はもう立てないのに

なんで湧かす必要があるの

消えた人気に心の中で文句を言う

少しして戻ってきた彼は

そっとベッドに腰掛けた

A「はぁ…」

ため息をついたかと思えば

僕の頬に触れる

触らないでと言えないほど

優しくて暖かい手だった

A「痛そうだな…」

僕が寝たと思っているのか

そんなことを呟く彼

A「後で手当しないとな…」

そんなこと、モノにする必要ないよ

どうせすぐ治るし

慣れてるから大丈夫

A「守ってやりたいな…」

「っ」

優しく呟かれた言葉に

涙が出そうになって

胸が締め付けられた

そんな言葉

初めて言われたから

優しい言葉なんて

かけてくける人もいなかったから

A「おやすみジミンくん
少しでもいいから、俺を頼って…」

そう言って僕にキスを落とした君は

服を着替えてどこかへ向かう

もう帰るのかと思いながら

僕は意識を手放した

散々になる日が

何故かそうじゃなくなった

不思議な日だった

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