無償の優しさと愛を【JM】 (ページ17)

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今すぐって…

時間もなく？

相当急いでるんだな

何があったんだ？

「スホ」

SH「え？この時間」

「ちょっと、今までと違う
行ってくる」

SH「分かった
任せとけ」

「ありがとう」

結局頼りになるんだからあいつは

俺ジミンくんのジの字も出してないのに

親父「どこか行くのか」

「惚れた奴のとこ」

親父「おっ、はははっ
そのうち紹介しろよ？」

「実ったらね」

親父「実らせないと、俺の息子じゃあねぇな？」

「よしてよ笑」

笑いながら見送る親父に

その場を後にして

走ってホテルへ向かった

既にジミンくんはそこに居て

暗くても分かるくらい

ボロボロだった

「っ、ジミンくん」

JM「早く」

服を引かれて

そのままホテルに入る

部屋に入ってから

明るいから尚更

傷が目立った

「何があったの…
誰にされたの」

痛々しい傷

綺麗な顔にも

綺麗な体にも

誰だよまじで

ぶっ殺してやりたいんだけど

JM「今日は、激しくして…」

そんなことを呟いて

ボロボロな服を脱ぐジミンくん

こんな積極的なのも初めて

全部が初めてで

俺は動揺していた

JM「早く、何してるの」

痛々しいのに

痛くなさそうに

まるで慣れているかのように

俺の首に腕を回して

なんでもない顔でそっぽを向くジミンくん

なんなんだ

君に何があったの

君は何に耐えてるの

君は何がしたいの

そんなこと聞いても

答えてくれるわけが無いから

俺は激しくしてという要望に

答えることにした

でも、もちろん

ジミンくんがそんなことを望んでいないのも

ヤケクソなんだろうなってのも

何となくわかったから

彼に気づかれないよう

優しくすると誓った

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