136 ページ36
.
A｢今までありがとう、ホソガ｣
HS｢うん……っ
僕の方が、ありがとうっ｣
A｢愛してる｣
HS｢僕もっ、愛してるっ｣
A｢……｣
ゆっくりと近づいた顔
目を離すべきなのに、離せなかった
だって
すごく綺麗だと思ったんだ
二人の、木陰から差し込む光に照らされた二人の景色が
本当に綺麗だったから
A｢さようなら…｣
HS｢さよう、なら……っ｣
離れた後
Aヒョンはアッパの涙を拭って
頭を撫でると
アッパの背中を押した
HS｢……｣
A｢大丈夫、俺と別れたんだし
ジョングガも許してくれる
ジョングガの話だと、ちゃんと否定して
クラスのみんなも謝ったんだろ？
彼女とだってちゃんと話せば大丈夫｣
HS｢……うん…｣
A｢それに、ジミナならもっと
分かってくれる｣
｢Aヒョン……｣
A｢ジミナは、誰よりも優しくて
誰よりも人をよく見て、いい言葉をかけてくれる｣
｢っ｣
A｢前に言ったよね、ジミナは
ホソガに似て、面倒見のいい子になったって｣
HS｢うんっ……｣
A｢大丈夫……
全部上手くいくよ……｣
そう言ってAヒョンは
アッパと公園を出る前に別れた
二人が振り返ることは
一度もなかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BINA(プロフ) - むぅさん» むぅさぁん〜(◍ ´꒳` ◍)もちろん覚えてます！いつもコメントありがとうございます( ；꒳； )早く子供たちに理解して欲しいところですね… (11月23日 20時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - こんばんは。覚えて下さって、たら嬉しいです！！ 少しずつ関係性が展開して、お子達も成長するにつれ。色々やはり問題や壁は当然出てきますもんね。。人生そのものだなーっと。Σ('◉⌓◉’)どうか…。皆が幸せな形が見付かりますように。 (11月23日 20時) (レス) id: 85423043ef (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 全作読んでいただいてありがとうございます( ；꒳； )ユンギ系私もお気に入りです( *´꒳`*)今日の夜9時頃更新しますね〜(◍ ´꒳` ◍) (11月23日 7時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
笑顔の貴公子(プロフ) - 次が楽しみで仕方がありません。いつも見させて頂いています。とゆうかもう全ての作品を読み切りました。特にユンギ系作品は何度か読んでいます。更新が楽しみです。お身体には気をつけて。次の更新もたのしみにしております。 (11月23日 6時) (レス) id: bf98491e7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BINA
| 作成日時：2023年11月17日 2時
