. ページ38
.
A「ふぅ」
「ひょん」
A「んー？」
「眠いですか？」
A「少し？何、どうしたの？」
「いえ…」
A「ふふ」
「んっ、ちゅっ、んん、ぅ」
A「ユンギ」
「ひょん……」
A「愛してる」
「お、俺も、愛してます……」
A「ちゅっ、ふふ」
「んん、ちゅっ、ひょっ、んん」
どんどん深くなるキス
ああ、このまま始まるのかなって
ドキドキと胸が高鳴る
A「ユンギ」
「？」
A「初夜だね」
「っ、」
A「ふふ」
「んん、ちゅっ」
俺の上に跨って
笑うヒョンの首に腕を回して
目をつぶって
心を込めてキスをした
そのままキスも
優しい行為も進んでいって
ヒョンは俺の良いところを知り尽くしてるから
俺はすぐに溶かされて
何度も胸だけや後ろだけで
達してしまった
「はぁっ、ぁっ、んん、はぁっぅっ」
A「ちょっとまってね」
荒い息を整える俺を撫でて
ベッド脇のチェストの上から
箱を取るヒョン
その手を力無く掴んで
こっちを見たヒョンと目を合わせた
A「ユンギ……？」
「……」
言葉で言わなくても分かってよ
もう、付けなくていいって
付けないでしたいって
A「っ」
箱を置いたヒョンは
俺を勢いよく抱きしめる
A「絶対幸せにする
ユンギの全部も、その先も」
「うん……っ」
A「ユンギ……愛してるよ」
「ヒョンっ」
ヒョンに腕を回して
受け入れてくれたヒョンに
涙と幸せが沢山、溢れた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
