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｢んふふ｣
A｢ユンギ〜｣
｢んっ、ぁっ、ひょんっ｣
A｢ふふ、可愛い
まぁ番になるまでは、の話だから｣
｢っ、ん、？｣
ゆっくりと腰を進めるヒョンに
身体が反応しつつも
ヒョンの声を聞く
A｢ねぇ、ユンギ
知ってる？｣
｢なっ、ん、にが、ですか？｣
A｢運命の番って
遺伝子的相性が100%の相手なんだって｣
｢っ｣
A｢切っても切れない
綺麗で強くて硬い糸が
俺らの間にはあるんだよ｣
頬を優しく撫でるヒョンに
心做しか涙が溢れてくる
A｢ユンギのフェロモンはもう俺だけのものなんだよ｣
それはそれは嬉しそうに
愛おしそうに
そう呟いたヒョン
｢あ、たりまえ、ですっ｣
A｢ユンギ……｣
｢ヒョンのフェロモンもヒョン自身も
もう俺だけのものですっ｣
A｢うん…｣
｢一生、ヒョンのもので、俺のものです｣
A｢うん、そうだね｣
優しく左手を握られて
左手薬指に感じる冷たい感触に
また涙が出て
俺が首に腕を回すと
ヒョンは俺をぐっと抱きしめて
思い切り奥へと腰を進めた
.
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
