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｢ヒョン？｣
A｢んふふ、項見ると嬉しくなるね｣
｢ヒョン……｣
逞しい腕が優しく俺を包む
暖かくて、幸せになれる場所
｢会社でも、色んな人に祝ってもらって
恥ずかしいけど、味方が沢山いるみたいで嬉しいです｣
A｢ふふ、良い会社だ｣
｢一生残るお守りがここにあるから
何も怖くないです｣
自信を持って、そうヒョンに告げた
振り返ってヒョンを見れば
驚いた顔をしてて
変なことを言ってしまったかと思ったけど
次の瞬間
優しくキスをされて
そんな疑問も消え去った
A｢ふ、一生ユンギを離さないからね｣
｢俺がヒョンを離しません｣
なんて言い合って
二人で笑ったあとは
優しいキスが続いて
いつの間にか深くなって
首に腕を回すと
抱えられて寝室のベッドに沈む
｢んっ、んん、ひょん、ぁっん｣
A｢ぢゅっ、ちゅっ、ん、ぢゅっ｣
｢ひょんっ？｣
A｢ちゅ、んー？｣
首筋から項、鎖骨と
どんどん色んな場所に赤い痕を残していくヒョン
いつもはこんなにすぐ
痕なんて残さないのに
ヒートの時は多いけど
普段こんなに付けるヒョンは初めてだ
｢あんまりつけると、んっ、隠せなくなっちゃうっからっ｣
A｢隠さなくていいじゃん｣
｢恥ずかしいっからぁっ｣
止めても続くキスに
体が何度も跳ねる
｢ぁっ、んん｣
A｢実はさ｣
｢？｣
キスをした後、離れたヒョンは
少し不機嫌そうに口をとがらせ話し出す
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
