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「ご褒美ちょうだい」 ページ1
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恋人になってから
数ヶ月が経った
Aヒョンは本当に
沢山、深く
俺を愛してくれていて
不安に思うことも
傷つくことも
全くなかった
特に、抱かれている時は
抱かれる度に
もっと、すごく愛されているなと感じる
それくらい
ヒョンの表情もスキンシップも
愛おしさが溢れていた
だからかは分からないけど
薬無しで会った時に
頻発していたヒートも
安定して、起こらなくなった
「ヒョン…」
A「ふふ、おいで」
ヒート時は会社を休んで
いつも1人耐えていたり
強制抑制剤で
何とか一日を乗り越えていたけど
ヒョンと付き合い始めてからは
ヒート期はヒョンの家で過ごすようになって
いつも以上に蕩ける程甘く濃密に毎日愛するヒョン
いつも以上にヒョンと一つになれる感覚
あんなに嫌だったΩの性のヒートが
言葉にするのは恥ずかしいが
今では大好きになってしまった
それくらい、満たされて
幸せで、ヒョンがもっと好きになるから
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年10月7日 22時
