100 ページ50
.
ユンギside
A「じゃあ気をつけてね
仕事頑張って」
「はい、Aさんも」
A「まあどうせ後で
ソクジンさんと会議だから、ここ来るんだけどね」
日曜は結局
ずっとAさんの家で休んでて
目が覚めたら夜ご飯ができてて
2人で食べて
2人で寝て
朝早く2人で出勤した
俺の会社の前まで送ってくれたAさんは
俺の頭を撫でて去っていく
その背中を
前のように見送ったけど
前とは心境が全然違う
JN「とうとうかな？」
JM「とうとうなんですか？」
振り返ると
ニヤニヤしている二人
「何」
JN「いーなぁ〜リア充」
JM「思いが通じたんですね！」
「……」
恥ずかしくて
二人を無視して会社に入ると
俺を煽りながら
後ろを着いてくる二人
俺より嬉しそうなの何なんだよ
JN「後でAくんに色々聞こ〜」
「やめてもらえますか」
JN「いいじゃないの」
「ダメです」
JM「良かったですね、ヒョン」
そう優しく微笑まれ
直前まで俺を煽ってたジニヒョンも
俺に優しく微笑むから
「ありがとう」
と素直にお礼を言った
JM「今度ダブルデートしましょうね！」
「……ぇぇ」
JN「やー、僕も混ぜてよ」
JM「ヒョンは早く恋人作ってください
もう少し黙ってればできますから」
JN「やーー！
僕のオヤジギャグは誰をも魅了する」
「ジミナ、お前の企画の詳細は？」
JM「昨日完成させたので後で見てください！」
「了解」
JN「おいお前ら」
いつもと何ら変わらない光景
なのに何もかもが明るく見えるのは
多分Aさんのお陰だ
なのに
まだ俺のしがらみは
終わっていないことを
電話の通知で思い出した
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月20日 0時
