〝運命〟ということ【YG】2 (ページ45)

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「ユンギくん…」

YG「Aさっ」

「ん……」

腕が首にぎゅっと回るから

優しく抱きしめ返すと

また泣き始めるユンギくん

あぁもう

可愛いなぁ

「ゆっくり入れるからね…」

YG「うんっ…っ」

「っ、……っ」

YG「んん…っ、はぁあああっ〜〜っ"」

「っ、大丈夫？」

俺の首をぎゅっと抱きしめたユンギくんに

優しく聞くと

首を何度か縦に振るけど

目をぎゅっと瞑って少し耐えているようで

中に入れたまま止まったままにしておくけど

俺自身も新しい感覚に

少し動揺していた

いや、俺はこれが初体験じゃないし

Ωに関わらず

色んな子と付き合ってきたし

まぁ相手が男の人なのは

初めてなんだけど

こんな、入れただけで気持ちいいものだっけ

こんな、中のこととか

本人のこととか

夢中になるものだっけ

フェロモンも相まってか分からないけど

こんなに高揚したのは

初めてだ

断然違う

本当に、こんなにも違うんだなって思うくらい

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