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最初は上手く理解できなくて
でも涙は流れ続けて
そんな俺の涙を
Aさんは優しく拭ってくれて
また優しくキスを落とされた時は
声を出して泣いてしまった
A｢ユンギくんの初めて
俺がもらってもいい？｣
｢はい……っ、Aさんがっいい、ですっ｣
首に腕を回して
おでこを付き合わせて
涙ながらにそう言うと
Aさんは笑って
ぐりぐりとおでこを擦り付ける
A｢触るよ｣
｢っ｣
頷いて、少し体に力が入ると
目尻や頭にキスを落とされ
体の力が抜けていく
俺の体に触れるAさんは
今まで俺に勝手に触れてくるような
最低なヤツらとは違って
凄く優しくて、気持ちが良かった
「っ、はぁっ〜〜んっ」
A「っ」
まだ肌に触れているだけなのに
既に達してしまいそうで
Aさんのスーツに皺を作って
腰が勝手に上がってしまう体に
恥ずかしさを覚えつつも
目の前のAさんが
前のように自分を抑えながらも
優しく行為を進めていくのに
目が離せなくて
心がどんどん満たされていった
.
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月20日 0時
