54 ページ4
.
それからまた一週間
今日は撮影日で
会社のメンツもワクワクしているのが分かる
JM「あれ？ヒョン、2錠も飲むの？」
「あぁ、ちょっとキツくて」
JM「大丈夫…？」
「大丈夫、ありがと」
ヒート期間はまだ真っ只中
それに今日はAさんもいる
一応念の為、強制抑制剤を多めに含んで
ごくごく喉を鳴らした
副作用で眠気が来るかもだけど
まぁ耐えられるだろう
近くの自動販売機にはエナドリもあるはずだし
そんなことを思いながら
撮影現場へ足を入れる
JK「ジミニヒョン！！！！」
JM「うわっ、ジョングガ！」
NM「相変わらずだな笑」
A「この光景はもう見慣れてきたね」
TH「僕も入れてよ〜」
いつもの光景が広がる中
撮影現場は雰囲気のある俺好みのセットになっていた
JK「あ、ユンギさん！」
「お疲れ様です」
JK「お疲れ様です！
このセットの雰囲気提案したのユンギさんだって聞きました！」
「あぁ、会議の中で決まったセットを少し変えたんだけど…」
JK「会議の時より俺好みです！」
「そうですか？」
JK「はい！
ユンギさんとは気が合いそうです」
そう言ってにひひと笑うジョングクくん
人見知りとは思えないくらい
元気で明るくて、関わりやすい子だ
JM「前から思ってたんだよね
ジョングガとユンギヒョン好みが似てるなぁって」
「え？」
JM「私服とか凄いですよ
お揃いみたいな感じ」
JK「これはショッピング一緒にしたら楽しそうですね！」
「あぁ、是非」
握手をされぶんぶん手を振られながら
俺にこんな懐いてくれる子は
ジミナ以来だなと感じる
本当に良い人だ
ここにいる人たちは本当に全員
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月20日 0時
