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テヒョンアと別れて
あの公園が目に入った
ジホの命日の日
いつの間にか来ていた公園
｢気持ちよさそう……｣
明るくて暖かい太陽に照らされた
広い小さな原っぱ
あそこで寝たら
気持ちいだろうな
なんて思っているうちに
公園の真ん中に座り込んでいた俺
スーツ姿の男が
公園の真ん中で何してんだか……笑
それにしても
一年経ってもずっと好きで
好きが増すばかり
なんて言葉
よく俺から出てきたな笑
そんな体験
したことないのに
みんな恋愛して
ドギマギしてて可愛いな
俺はそんなの
考えたこともなかった
まぁそれなりに
経験はしてきているけど…
どうやって上にいるジホを
笑顔にできるかな
とか
どうやったら
ジホの分を返せるかなって
考えてたから
結局恋愛なんて
する気持ちの余裕は無かった
でもそんなこと
無意味では無いけど
自分を苦しめていたと
ユンギくんが気づかせてくれた
俺も恋愛
してみようかな
｢ふふ｣
相手なんて
まだ予想もつかないけど
｢ふぁああ……｣
欠伸をしながら寝転んで
そのまま目を閉じる
意識が遠のく中で
俺の知ってる足音が聞こえた気がしたけど
多分気の所為だよね
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月20日 0時
