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｢αとβとか、考えたくないよな｣
TH｢僕そんなの考えたことないのにっ…｣
｢うん…すごいよ、テヒョンアは｣
本当に、凄い
ジョングガとジミンくんもね
｢テヒョンア｣
TH｢……ん？｣
｢今こうやって俺に正直になってぶつかってるみたいに
ナムジュナにぶつかってきな？｣
TH｢ぅ……でも…｣
｢確かに怖いかもしれないけどさ
ナムジュナがそれに応えないとは
思えないんだよね｣
TH｢ほんと……？｣
｢俺あいつの幼馴染だよ？
あいつの事は大抵わかる
大丈夫、ぶつかってきな｣
TH｢でも、なんて言えばいいか……｣
｢そのままの気持ちだよ
一年経ってもずっと好きだって
好きが増すだけだって｣
TH｢う……ん、分かった…｣
｢ふ、あいつは奥手だからなぁ
お前がケツ叩いてやってよ｣
TH｢いひ、うんっ｣
少し安心した顔で
頷いたテヒョンアを
優しく撫でて二人で笑い合う
TH｢Aヒョン大好き｣
｢俺も好きだよ…笑｣
TH｢あーあ
僕Aヒョンが好きになれれば良かったのにぃ｣
｢なんだそれ笑｣
二人で空き個室を出て
そのまま会社を出た
もうこの会社には
当分来ないんだな、と思いながら
｢送っていこうか？｣
TH｢大丈夫！
Aヒョン眠いんだから早く帰りなよ！
僕ジョングガとご飯行くし！｣
｢そっか
じゃあまたな｣
TH｢うんっ、ありがとうヒョン
僕頑張る！｣
｢ふふ、お前なら成功するよ｣
ナムジュナ、お前もそろそろ
素直になれよな
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月20日 0時
