〝運命〟ということ【YG】2 (ページ21)

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JM｢あの〜合同打ち上げしませんか？｣

〈おおー！良いですね！〉

NM｢まあこの広告とユンギさんの力作ですから、相当売れると思いますし
ホテルでの合同打ち上げは免れないと思うな｣

A｢確かに笑
それくらい自信あるよ｣

TH｢でも売れてからは待ちきれない！
予行練習みたいな打ち上げしましょう！
皆でご飯食べたい！｣

〈ですね！
では今週の週末はどうでしょう？〉

JK｢空けます！｣

A｢助かる
俺もう寝たい｣

〈ふふ、だから
ゆっくり出来る週末で！〉

JM｢賛成です！｣

口を出す間に

どんどん決まっていく予定

でも俺も

このメンツとお別れは

少し寂しいかもな

なんて

人に対して

こんなこと思うなんて…

このメンツの仲は

ずっと続けて行きたいと思える

そしてまた一緒に仕事ができるように

良い企画を作っていこうと思った

｢？｣

TH｢Aヒョン……｣

A｢ん？｣

眠そうに欠伸をするAさんを

チラッと見ていたら

Aさんの裾を不安そうに握って

Aさんに話しかけるテヒョンくんが見えた

TH｢こしょこしょ……｣

A｢ん、いいよ
解散したらね｣

TH｢ありがとう……｣

元気のなさそうなテヒョンくん

それに優しく話すAさん

遠いからなんの話しをしてるかは聞き取れなかったけど

何かあるのだろうかと

その時は少しの好奇心と

疑問だけ持っていたけど

解散したあと

ふとお礼をもう一度言おうと思って

Aさんを探していた時

空き個室から声が聞こえて

TH｢好きで仕方ないのにぃ……ぅうっ｣

A｢ちゅっ、分かってるよ
テヒョンア｣

そう声が聞こえて

心臓が嫌な音を立てた

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