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次目が覚めると
俺はホテルの一室にいて
体も綺麗になっていて
バスローブを着ていた
あの人が体洗ってくれたのか
どこまでも、優しい人なのだろう
じゃないと、自分を傷つけてまで
フェロモンに抗おうとしないはずだ
結局あの人とは繋がらなかった
それが良かったことなのか
俺は判断しかねてる自分に驚いていた
でも、俺の初めても何もかも
あの人に守られたことは事実だった
ホテルを出る時お代を払おうとすれば
もう既に払ってあると言われ
渋々ホテルを出た
そして、机に置いてあった抑制剤と紙切れ
�猴遒景�、もう落とさないようにね
あと、ちゃんと人通りの多い道使ってよ��
あの人は、どうしたんだろう
名前も聞いてない
どこにいるかも
どこで会えるかも分からない
俺が分かるのは、あの人と繋がっているのは
この紙切れだけだ
今までとは違う何かを感じたのに
その正体が知りたかったのに
そーゆー、悶々とした何か
ただお礼を言い忘れたな
くらいの不完全燃焼感を感じた
その時はそれだけだった
それだけだと思ってた
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月13日 0時
