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A side
なんとか落ち着いて
ベッドに座って
ユンギくんの頭を撫でながら
あ、お風呂入れないと
と腰をあげる
「ん？」
でも俺の手をまだ少し火照った手が掴む
YG「いかないで…」
「ユンギくん…？」
YG「次起きた時
あなたがいなかったら…
俺は…、怖い…っ」
鼻をすする音
ユンギくん…
「大丈夫…
ずっとそばにいるよ…」
なんて
考えるよりも先に
呟いてしまっていた
掴まれた手を握り返して
ユンギくんの頭を撫でると
涙を零す目と目が合った
トクン…と胸の音がして
キスで涙を拭うと
そのまま安心するように目を閉じたユンギくんに
またキスを落として
しばらくしてから
お風呂を湧かしに行った
お風呂が湧いたら
ユンギくんを入れてあげて
バスローブを着させて
ベッドに寝かせ
俺もベッドに寝転がった
乾かした髪はサラサラで
傷んでいない真っ黒な髪が
やっぱり白い肌に映えて
綺麗だ、なんて
「ふふ」
可愛いなあ…
頬に触れると暖かくて
ずっと見ていたいなんて考えて
おっと馬鹿な考えはよせ、と
少し間を開けて寝転がり
目を閉じた
けど、次目が覚めた時は
ユンギくんが腕の中にいて
今起きられたら
俺は完全に誤解されると思って
ゆっくりと離れて起き上がると
ユンギくんが起きるのを待った
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作者名：BINA
| 作成日時：2023年9月13日 0時
